今日はWindows Server 2016 Technical Preview 2のsysprepについて。
従来使っている機能や新しい機能を色々と試すのに毎回環境をセットアップするのも時間がかかるのでSysprepで環境複製用のマスタイメージを作成してみました。
一つだけ注意点、あくまでもPreview版ですので今後変わる可能性があるというところだけはご了承下さい。
試したのはWindows Server 2016 with Local Admin tools版?のセットアップ後とGUI設定をインストールしたもの2種類を作成、やってみたらsysprep後のセットップに違いがあったのでキャプチャしたものも載せておきます。
まずはLocal Admin toolsでのSysprep。
シャットダウンされるのでvhdxファイルを雛形としてコピーした後に起動します。
パスワードを設定します。
なぜか先に進めない。まだドメイン立ててないけど。。。
試しにネットワークの設定を入れてみたら先に進めました。
実はHyper-Vの中で試しているのでまだNICの設定をしていませんでした。
ちなみに外部(インターネット)につながらなくてもただの内部スイッチ(仮想スイッチ)を割り当てるだけでもパスワードの変更ができました。
次にGUIの流れ。
GUIのインストール方法についてはこちらを参考にさせていただきました。
Windows Server 2016 Technical Preview 2 インストールと GUI の追加
本当はMode:VMしたほうが良いのでしょうがあえてGUIから実行。
念のためシャットダウンはせずに終了してからシャットダウンします。
起動したらGUIの場合、初期セットアップから画面がありました。
GUIだとここが違うようですね。
ライセンスキーを入力する画面も
このあたりはいつもの流れですね。
パスワードを変更します。
ここではすんなりとパスワードの変更もできました。
ネットワークには接続していません。
以上、sysprepの比較でした。
Local Admin toolsの場合は実行後パスワードの設定まで行ってしまいますがGUIインストール後はWindowsセットアップがあるんですね。
今回は、Local Admin toolsの場合はNICの設定をしていないと先に進めないという現象はありましたが大きく変わったところはないか。
実機だったらNICあるし問題なく行けるのかな。。。
先日のMicrosoft BuildやIgniteで色々な発表があったので隙間時間で色々と触っていますがTP2、まだ英語版なので日本語版が待ち遠しいですね。
それにしても進化していることが多すぎて何から試してみようか悩みどころでございます。
参考
Windows TIPS:sysprepで環境複製用のマスタ・イメージを作成する(Windows 7/8編) - @IT