今日はWindows 10のUIについて。
Windows タブレットのエクスプローラーってファイルを探しづらいですよね。
同じことをWindows 10で言うと
タブレットモードってエクスプローラーでファイルを探しづらいですねとなりそうですが。
これ、タブレットでもデスクトップパソコンと同じ使い方をしていたらそうかもしれませんが。。。
それを補完するのが
・クイックアクセス
・ファイルの履歴表示機能
これを使うと使いやすくなります。
クイックアクセスってなに?
これ、エクスプローラーの右にあるショートカットです。
なぜ使いやすくなるのか?
なぜ?
・アイコンが小さいから
・ディレクトリが深くて
でも考え方を変えてみると。
タブレットでファイルを開くシーンは
・メールの添付ファイルから開く
・グループウェアで公開されているファイルを開く
・基本移動中なのでさっきまで編集していたファイルを開く
あれ?ディレクトリを探してないかも。
もし、作成中でファイルを探さないといけない、しかもディレクトリ深くて探せないならばよく使うフォルダをクイックアクセスにピン止めしておくといいです。
作成中?さっきまで作業していたとしたら履歴に残っていますよね。
Excelならば最近使ったファイルです。
これで探す手間が省けました。
この状況だと探す必要ないですね;
ただし、これを実現するには各端末で同じMicrosoftアカウントにサインインしていないといけません。今回は共有とか考えません。
今まではタブレットのエクスプローラーって使いづらいなとしか思っていませんでしたが、追加された機能がどういうものか知って自分なりにカスタマイズすると驚くほど使いやすくなります。
おかげで実際に使い方を聞かれた時(Windows 10の)クイックアクセスこれ使うとこうやって一発でアクセスできますよ、と案内できました。これはデスクトップPCでも同じです。
クイックアクセスのピン止め設定は端末ごとになりますが、よく使う保存先のフォルダのデスクトップ、ダウンロード、ドキュメント、ピクチャはあります。これらのフォルダってファイルが増えたらまず保存先として選ばれるところなので探しやすいです。
ここにOneDriveを追加、しなくてもWindwos 8.1以降ならクイックアクセスの下にOneDriveがあります。
ここで一つ提案
メインPCのクイックアクセスにOneDriveでよく使う同期フォルダをピン止めします。
タブレット側も同じようにピン止めしてOneDriveの同期フォルダとして設定します。
※同期する設定にしないとタブレット側にデータがダウンロードされていないので手間取ります。オフライン時にも困ります。
ピン止めは対象フォルダを指定して右クリックしクイックアクセスにピン止めをクリックするだけ。
こうするとOneDriveにある、よく使うであろうファイルが探しやすくなります。
余談ですが、私の場合タブレットでスクリーンキャプチャしたものがすぐにPCで参照、加工できるようにスクリーンショットの既定フォルダをOneDriveに変更しています。オンラインであればすぐに同期されて便利です。
また、エクスプローラーの表示のカスタマイズをするなら表示タブを見てみると良いかも。自分なりに変更して試すとよく分かります。
作業の継続には履歴を活用する
Windows 10になって履歴が表示されるのがちょっと、という投稿を見かけたことがあります。自分自身もそう思っていました。
でも有効にしておけば作業を継続するうえでは便利です。
要望は提案できる
実際に使ってみてエクスプローラーのUIも、もう少しこうなればと感じることはあります。
例えばタブレットモードに切り替わるとエクスプローラーのアイコン表示ががもう少し大きくならないか(勝手に変わったら嫌がる人もいるかな)。今は変わりません。
ちなみにWindows 10は思ったなら提案できます。
同意する人が多ければ対応される可能性もあります。
更新プログラムとフィードバック - Microsoft Windows
余談ですが、実際にタブレットを使うようになって、そもそもエクスプローラーを使わない(または簡易なエクスプローラー)でファイルアクセスできる方法ってないかなって考えています。将来ならCortanaさんなのかな。。。
もしも、タブレットを使っているのに、ついつい今までと同じ感覚で使おうとデスクトップモードに戻して、ああめんどくさいなと思いながらやっているならば、ぜひとも自分仕様に設定してみてはいかがでしょうか?