生成AIを1つのAIだけで信じるのが、なんとなく怖い理由

生成AIを使うようになってから、一つだけ引っかかっている感覚があります。

 

それは、

この説明、本当にこれだけでいいのか?

という不安。

 

ChatGPTに聞いて、なるほどと思う答えが返ってくる。

 

それでも、「これって他のAIなら、どう言うだろう?」と考えてしまう。

 

これは不信感というより、一つの視点に閉じることへの警戒に近いかも。

 

AIにも「個性」がある

使っていると分かるが、生成AIはどれも同じではありません。

  • 構造を重視するAI

  • 事実確認を優先するAI

  • 要約が得意なAI

 

あえて抽象化して表現しましたが、

それぞれに、得意な整理の仕方と、苦手な部分があります。

 

人間の書き手に個性があるのと同じで、AIにも「癖」があります。

 

だから一つのAIだけを使っていると、その癖に無自覚に引きずられている可能性があります。

 

なぜ比較したくなるのか

私がAI同士を比べるようになった理由は単純です。

正解を知りたいのではなく、
自分が見落としている視点を知りたい

から。

 

一つのAIの説明に納得したあと、別のAIに同じ質問を投げてみる。

 

すると、

  • 強調点が違う

  • 前提の置き方が違う

  • 省略している部分が違う

 

そうした差分が見えてきます。

 

信用しているのは「一致」ではなく「ズレ」

面白いのはここからだ。AI同士の回答がほぼ同じ内容になることもあります。

 

その場合は、
「この部分はかなり固い情報なんだな」と判断する。

 

逆に、
明確に食い違うところがあるときは、

ここはまだ確定していない
争点になっている
解釈が割れている

というサインとして受け取る。ズレこそが情報になりえます。

 

おわりに

AIを一つだけ使うのが怖いのは、AIを信用していないからではありません。

 

信用しすぎる状態を避けたいという感覚に近い。

 

比較は疑いではなく、視野を広げるための行為として考えてもよいかもしれません。