先日のショートカットに引き続き関連付けのお話。
先日は.linkにPDFを関連付けてしまったという内容でしたが今回は.exeにAdobe(PDF)を関連付けてしまった時にどう解決するかをまとめてみたいと思います。
と言ってもイメージがわかないと思いますのでまずは画面イメージ
すべてのアイコンがPDFになってしまっています;これをやってしまうと.exeのファイルを実行してもPDFが開いてしまうという恐ろしい現象です。
画像はcmd.exeを実行したらAdobe Readerで開こうとしています。
直す方法は色々とありますがregeditでレジストリエディタを開いて
HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExtsの下にある
.exeの中にあるUserChoiceフォルダを削除するという方法が一つ。。。regeditが開きません。.exeですから;
ある方法でやることができますがそれは後述するとして。
では、提供されているFix itを使ってみましょう。。。IEが起動できません。exeですから。で行きついた方法がこちら。なんだFix itの下に書いてあったではありませんか。
ファイルが別のプログラムを起動して、Windows XP、Windows Vista または Windows 7 ベースのコンピューター上の .exe ファイルを実行すると
リンクの内容を書いてしまうとショートカットキーをうまく使います。
まず、ctrl+Shift+Escを押してタスクマネージャを開きます。
ファイルの中にある「新しいタスクを開く」をCtrlを押しながらクリックします。
こうするとコマンドプロンプトが起動するんですね。(知らなかった;)
ファイル名を指定して実行からcmdで起動しようとしてもダメだったのにこの方法だと起動できるんだ。XP時代の隠し機能の名残らしい。。。
ここで上のリンクの手順の通りnotepadを開いてやってみるのもよし。
でもIE開けないじゃないか。これもコマンドでたたけばいいんです。
このコマンドプロンプトからならば.exeでも起動できますので。
実はこのスクリーンキャプチャもコマンド内でmspaint.exeで起動して貼りつけました。
ただ、どの方法でもこれを実行するにはレジストリの編集が必要になります。
レジストリの編集というのはシステムが起動できなくなったりと初心者には触るな危険、なのでなるべく触りたくない。こんな状況でそれもないだろうという事で試してはみましたが考えてみたらもっと簡単な方法があるじゃないか。
ではどうやって解決したか(前置き長っ)
・USBを1本用意します。
・Fix itのURLを書いたテキストファイルをUSBに保存しておきます。
URL: http://support.microsoft.com/kb/950505/ja#LetMeFixItMyselfAlways
・USBを差して、自動検出からフォルダを開くとエクスプローラーが起動します。
(フォルダのアイコンからエクスプローラー起動できなかったので)
(ちなみに自動起動を無効化してる場合はWindowsキー+Eでも可)
・URLの書いてあるファイルを開きます。(exeじゃないので開けます)
・URLをコピーして今開いているExplorerのアドレスバーに貼りつけEnter。
すると既定のブラウザが立ち上がってFix itのサイトが開けました。
・あとはFix itを適用して再起動すれば解決です。
追記:ちなみにUSBにURLコピーしなくてもFix itは.msiファイルだったのでFix itをUSBに保存しておいて単純に実行するだけでいけますね。
あえてレジストリを使わないやり方でまとめてみました。
画面で説明しましょう。
この画像はタスクマネージャから管理者のcmdを実行するとき
この新しいタスクの実行をCtrlを押しながらクリックするとコマンドプロンプトが起動します。
Fix itの画面
私の場合、何度も試していたからなのか再起動後もデスクトップとタスクバーにある実行ファイルのアイコンがPDFのままでした。exeとしては実行できるのに;
こういった場合は一度ショートカットを削除してもう一度作り直せばOKです。
この方法ならレジストリ弄らなくても解決できますね。
余談ですがこんな状況になった原因の一つの例です。
実は、この現象を今のOSで起こすことはまずないかと。でもある方法を使えば簡単にできてしまうんです。
こうやってやりました。詳しくは説明しません。
こんなことはまずやりませんが。。。
念のため言っておくとWindows 7以降ではこういった事は簡単にはできないようになっています。
これ、気を付けないとほんとにパソコン動かなくなるのでくれぐれも真似しないでくださいね。お約束でございますが、もしレジストリを触るときはあくまで自己責任でお願いします。