Windows 8.1からOneDriveが標準で搭載されています。
MicrosoftアカウントにサインインするとMicrosoftのクラウドドライブOneDriveにデータを保存しOneDriveアプリが利用できるどのデバイスからでも利用することができます。
いつでもどこでも、が実現できる。
通常、MicrosoftアカウントでサインインするとOneDriveに保存されているどのデータをローカルPCに同期するか確認されます。
この設定をすることでクラウドからOneDriveの設定をしたデバイス、今回の場合はノートパソコンにデータが同期されることになります。
同期って?
他のデバイスで編集したクラウドにあるフォルダやファイルのデータを今使っているパソコンでも参照、編集できるようにローカルに編集されたイメージを定期的に確認して同期します。これは双方向で同期されるため5分前にこのノートパソコンで編集したデータを5分後にスマートフォンで編集後のデータを確認できる。またその時スマートフォンで編集したデータを数分後にノートパソコンで編集されたあとのデータを確認できるということです。
これで確認作業や編集作業がデバイスを超えて継続できるわけですね。
だたし、これを実現するには前述のとおり、お互いのデバイスがそのフォルダなりファイルを同期するフォルダ、ファイルに指定しなければいけません。
では、OneDriveを利用していてクラウドとフォルダの同期をした時にローカルPCのどこに保存されているのか。
ローカルPCの保存先のデフォルト(Windowsの場合)は
C:\Users\ユーザ名のフォルダ\OneDrive
に保存されています。
Windows8.1のエクスプローラのツリーにあるOneDriveはこのフォルダを見ています。
なので、ローカルPCのOneDriveフォルダに新しいフォルダを作成して新しいデータを保存するとフォルダの指定をすることなくクラウドにあるOneDriveに同期されます。
ここで押さえておかないといけないことがあります。
同期フォルダに指定するということはお互い編集されたかどうかの確認をしています。
当然どちらかが編集されれば通信が発生します。
大きなフォルダやファイルを新しく同期フォルダに追加した場合はそれだけのデータ通信が発生するということは押さえておきましょう。
そのあたりの設定については以前投稿していますのでそちらに譲ります。
同期フォルダを変更する手順と注意点についてはまた次の機会にまとめます。