先日Microsoft のBuildで発表されたWindows 8.1 Update1がMSDNやTechnetに事前に公開されたので実際に試してみました。Windows8.1 Update1はWindows 8.1の更新プログラムでIOSでいえばIOS7.06からIOS7.1に挙げるようなものでしょうか。
今回のアップデートではマウス操作関連のUI周り(たとえば電源アイコンがスタートメニューに追加など)も変わっているようです。
今日はUIつながりでタスクバーのプロパティを確認しました。
まずはアップデート方法。事前のダウンロード版ではKBファイルが6つ提供されているので順番に適用していきます。わかりやすくするために画像ではファイル名に番号を付けました。この中でKB2919442は事前に適用されているようだったので適用済みといわれました。
試した環境はこちら。Windows Server 2012 R2のHyper-V上にあるWindows 8.1の仮想マシンに適用しました。作業時間はトータルで90分程度、結構かかりました。スペックが良ければもう少し早いのかもしれませんがUpdate本体のKB2919355だけでも60分近くかかりました。実際の4/8のリリース時にもそれくらいの時間は見ておいたほうがよさそうです。
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セットアップが完了しました。ユーザーアイコンの右に電源ボタンアイコンと検索アイコンが追加されタスクバーにストアのアイコンが追加されました。このあたりでWindows 8.1と見分けられますね。
大きな変更としては画像にあるようにスタートボタンとスタートメニューにタスクバーが表示されているところ。これはスタートボタンをクリックした後に表示されますがスタートボタンからマウスカーソルを外すと以前のWindows の設定にあるタスクバーを自動的に隠すと同じような動きをします。ただ、右にスライドすると思ったように隠れてくれずタッチインターフェイスのない端末だと右スクロールをする際に戸惑います。この辺の動きは慣れが必要か。
次にセットアップ完了後のWindowsUpdateの履歴です。上で書いたKB2919442は4/2に適用されていたようです。
これを見ると4/8のUpdateはWindows Updateに乗ってくるのかなと推測(あくまで推測)できます。オプションなのか強制なのかはわかりませんが。。。これから情報がでてくると思われます。
KB2919355がメインの更新プログラム、以下Feature PackでKB2949621v2は修正プログラムのようです。(※この修正プラムは2012R2には当たりませんでした)
セットアップが完了したので早速タスクバーのプロパティを確認してみます。
画像は左が8.1Update1、右が8.1ですすべてデフォルト設定になっています。見分け方はタスクバーのストアアイコンを見てください。
タスクバータブの違いは「Windowsストアアプリをタスクバーに表示する」のチェックボックスです。ここでタスクバーのアイコンのOnOffできます。ちなみに従来通りアイコンを右クリックでもピン止めは外せます。
次にナビゲーションタブ。項目の違いはありませんがUpdate前はデスクトップ背景の表示がグレーアウトになっています。この辺はまだ未確認なのであとで追記編集します。
ジャンプリストに変更はありません。
ツールバータブも同じく変更はありませんでした。
比較してみましたがストアアプリアイコン以外に違いはありませんでした。
最後に、今回の内容とは少しずれますが、Update1はWindows Server 2012 R2も同じファイルを適用します。ただ、上で書いたようにKB2949621v2は画像のように適用ができません。
なぜなのかはまだわかりませんが適用せず5つだけ適用しました。(実際にはKB2919442は適用済みだったので4つでした)Windows 8.1にあってWindows Server 2012 R2にないものの修正なのでしょうか。。。
まだ環境を作ったところなのでこれから少しずつ検証していきたいと思います。