Windows 8.1のスタートメニューを見てUIについて考えてみた

Windows 8.1が出てはや1ヶ月になろうとしています。

以前の投稿でも少しだけ触れましたが、恐らくWindows 8.1を見てすぐ気づくのがスタートボタンの追加(復活)でしょうか。今後はWindows 8Windows 8.1を見分けるのにもここを確認すればいいですね。

このスタートボタン、押してもWindows 8特有のタイルUIのメインメニューが展開されるのでWindows 7までのスタートボタンに慣れていた方にはなんだ8とあまり変わって無いじゃないかと思われるかもしれません。

 

ではなぜスタートボタンが欲しいのか考えてみます。

従来のマウス操作ではWindows 8のチャームを画面右下または右上から展開します。考えてみると今まで利用してきてマウスを画面右下に持って行く動作ってあまり無かったような気がします。だから画面右下から上へマウスカーソルを動かしてチャームを出すという動作になれていなかった。これってMACのウィンドを 閉じるとき左上、Winのウィンドをが右上といった普段使い慣れた感覚での操作の違いというか違和感と近いものがあるかな。

Windows利用者であれば右上で×をクリックすることに慣れていた。(終了で閉じようね)だから左下からメニューを出して操作を行うという事自体は慣れるかもしれないけど実際に右下から設定を選 んで電源、シャットダウンという流れがイメージできるかと言えば慣れていないかも。

 この辺が評判の悪い一つの理由ではないか。

 

ただ、実際にWindows 8でタッチに慣れてきた方々にはなんで復活するの?って思う方もいるかもしれません。これはタッチでマウス操作よりも直感的になった操作感に慣れた(通常右利きであればマウスがなければ右手でタッチしますよね)、またはショートカットキーを駆使すくことができるある程度慣れている方なのかも知れません。

 

ではタッチ操作が直感的な理由は?ショートカットさえあれば探す手間が省けて見つけやすくそこをタッチすることでクリック数が減るので効率がいいというところなのか。

 

私はどちらかというとショートカットキーに慣れているわけではない(使うのは大体コピペとセーブくらい)ですが、Windows 8になったことで今まで以上にショートカットキーを使うようになりました。少しWindows 8.1から話がずれてきましたがそういったユーザーインターフェイスからさらに今まで使い慣れた感覚を踏襲したのがWindows 8.1のUIなのかなと思っています。

 

 では、便利な操作をいくつか。

私がWindows 8使っている中で特に重宝しているショートかとが「Win+E」(エキスプローラーを開く)です。通常エキスプローラーを開く時にフォルダのアイコンをクリックするのですがWindows 8からはフォルダアイコンをクリックしてもウィンドが1つ開いているとそのウィンドがアクティブになるだけなんですね。もし開きたかったら右クリックで新しいウィンドを開くとしないといけないので結構手間だったりします。

 何となく(ばかりですが)Windowsユーザー(特にGUI使い)はファイル、フォルダといったツリーのディレクトリ構造に慣れているのでファイル操作をする時にはエキスプローラーが入り口になるためにこの辺が面倒だと感じている方もいるのではないか。

 

あとは、ストアアプリの複数表示ですね。画面サイズ500ごとに1画面、解像度1920サイズなら3アプリ並べられる。これで並べて作業ができるのでデスクトップで複数のウィンドを開かなくても作業は可能です。実際は大きなワイド画面に2つで使うと便利かも知れません。

 

最後に、タイトルとは関係ありませんが最近ワイドの画面が多くなってきたので画面が小さいものなどは上下のスペースが足りないと感じます。その場合、タスクバーを画面の左右どちらかに配置してみるといいと思います。(左右どちらがいいかは上記のように慣れがあるとは思いますが)ワイド画面だと横幅があるのでタスクバーを横に持っていくことで上下のスペースを少し多く使うことができますね。これお勧めです。良かったら試してみてください。

タスクバーのプロパティで画面上のタスクバーの場所から設定できます。

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参考情報としてWIndows8.1についての変更点などのリンクが揃ってますのでよかったらどうぞ

http://ascii.jp/elem/000/000/833/833773/