先日、iOS 11.2.2がリリースされています。
年始早々話題になっていたCPUの脆弱性の修正が含まれています。
投機実行の脆弱性修正、Haswell世代以前では性能への影響大 ~I/O集中型アプリケーションを利用するサーバーは慎重な選択を。AMDはほぼ影響受けず - PC Watch
CPUのパフォーマンス改善の仕組みに関わる脆弱性という事で、各デバイスともパフォーマンスに影響があるのではないかという懸念があります。
脆弱性の情報は後にまとめるとして、iPhone 6sをiOS 11.22にアップデートした内容からまとめていきます。
久々に母艦Windows のiTunesを利用してアップデートしました。
iTunesも12.7.2が来てますね。
PCに接続してアップデートする際は必ず事前にiTunesのアップデートを実施しましょう。
今回もある意味緊急の色があるため、iPhoneのバックアップも忘れずに。
文鎮化したら悲しいですから。。。
で、アップデートしました。PCからなのか15分程度で更新が完了しました。
サイズは64.2MB。安定したWi-Fi環境で更新しましょう。
正直iOS11.2.1はネットワーク切り替え時(恐らくWi-FiとLTE切り替え時)にアプリが10秒程度フリーズする現象が多かったのでこの更新で改善されているとよいのですが。。
更新してみて、普段使うアプリケーション、電話、メール、SNS、ワンタイムパスワード、PokemonGoは問題なく動いています。
キャリアバージョンはKDDI 31.1になっています。
また、フリーズ現象は特になく起動時はキャッシュに乗っていないのか多少もっさりましたが、少し使っているうちに安定してきたので何となく改善している気がしなくもない。この辺りはもう少し様子をみて気になるところあれば更新したいと思います。
iOS11.2.2の更新情報はこちら(まだ英語ですね)
About the security content of iOS 11.2.2 - Apple サポート
説明:iOS 11.2.2には、Spectre(CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715)の影響を軽減するためのSafariおよびWebKitに対するセキュリティの強化が含まれています。
記載の通りCPUの投機的実行に関する脆弱性の対応が含まれています。
影響を軽減するというのがポイントですね。
そのあたり、詳しい脆弱性の情報はこちらを参考に。別途まとめる予定ですが。
投機的実行に関する脆弱性「Meltdown」と「Spectre」について解説 | トレンドマイクロ セキュリティブログ
CPU の脆弱性「Meltdown」と「Spectre」への対応 | トレンドマイクロ セキュリティブログ
この脆弱性については各メーカでも対応してくるので注目しています。
各対応状況は以下です。
JVNDB-2018-001001 - JVN iPedia - 脆弱性対策情報データベース
また、何かあれば追記等したいと思います。
いかがでしょうか。