印刷のプロパティの基本設定と標準の設定の違いメモ

自身の備忘録として、Windows のプリンタのプロパティ(ドライバ)の設定についてまとめます。

 

まずはWindows でプリンタドライバをインストールします。

プリンタのプロパティを開きます。

 

 

プリンタとデバイスより

プリンタを選択し、右クリックでプロパティを選択します。

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プリンタのプロパティの設定をする際に設定が2つあります。

 

全般タブの基本設定と詳細設定タブの標準の設定です。

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同じ画面が開きますが、何が違うのか。

 

基本設定

各ユーザごとに設定する

レジストリで見ると

HKEY_CURRENT_USER\Printers

 

標準の設定

PCの全ユーザに設定する

レジストリで見ると

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print

 

厳密にいうと

現在の通常使うプリンタに関するユーザーごとの設定は、次のキーの下に格納されます。

HKEY_CURRENT_USER\Printers

ドライバおよびプリント プロセッサに関するハードウェア固有の情報は、次のキーの下に格納されます。Hardware は Windows NT x86 または Windows NT R4000 などの特定の Windows NT プラットフォームに対するサブキーです。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print

 

まとめとして、基本設定はユーザーごとに設定、標準の設定はPCごとに設定。

 

プリンタサーバではプリンタサーバでインストールしているプリンタの設定をすべてのマシンに対して設定する場合、ユーザが接続する前に標準の設定に各種設定を入れておくと各ユーザに設定が反映されることとなります。

 

いかがでしょうか。

 

参考情報

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/102966

プリンタドライバによって多少の違いがあることは悪しからず。