今日はWindows 10のアップグレードについて。
先日こんな記事が出ていました。
Windows 7/8.1→Windows 10が“推奨される更新”に - ITmedia ニュース
この記事を読むと、まるで自動更新に設定していたらWindows 10にアップグレードされてしまうのではと誤解することになりそうなので実際に確認してみました。
試した環境はHyper-V上に展開したWindows 7 Profesionalと普段私が個人的に使っているWindows 7 Home Premiumです。
GWXの画面を確認してみる
記事のとおりWindows Updateの履歴を確認するとKB2952664の更新日が最近になっていました。では更新されたとするGWX.exeの状況から見てみます。
確かに田アイコンからGWXを起動してみると表示される画面が変わっています。
いつからか?先月の月例更新の日からか?
自動更新の設定を確認する
では早速、自動更新の設定を確認します。
設定は自動更新になっています。
この設定についてはこちらに詳しくありますが
Windows による更新プログラムのインストールまたは通知方法を変更する - Windows ヘルプ
更新を確認してもWindows Updateを完了してもWindows 10に上がりそうな気配はありません。
ここで気になるのが自動更新の下にある設定項目です。
それならと「すべてのユーザーにこのコンピュータへの更新プログラムのインストールを許可する」(これはデフォルトオンになっています)と「推奨される更新プログラムについて重要な更新プログラムと同様に通知する」にチェックを入れます。
その後、自動更新の時間の後にが目を確認すると少しかわりました。
ただ、変化はしたけれど自動更新の時間になっても動くことはありません。
余談ですが、、放置していた仮想環境のイベントを確認してみると自動更新が動く素振りは見えなったのですがMicrosoft Security Essintialsの定義ファイルの更新は動いていました。
考えてみたらMicrosoft Secutity EssintialsってWindows 7だと追加でインストールしてるからWindows Updateとは動き違うのかな、と、みてみたら同じでした。それもオプション扱い。
Windows 8からは統合されているのでWindows Updateでもわかるのですが。Office 2010までと同じ扱いなんですね。
以上、先日の発表はWindows 10へのアップグレードはあくまで推奨に変わっただけ。強制ではありませんし、いくらWindows 10のユーザーを増やしたいとしてもWindows 10への無償アップグレードは1年間と発表されているので、わざわざ上げたくない人まで無理に上げるような手に出でることはないのではないかと推察します。
まとめとして
今回推奨に変わったからと言っても、現状では試した設定では勝手にアップグレードされるということはありません。
安心してください、勝手には上がりませんから。。
。。今すぐアップグレードというボタンを押さない限りは。。
(あっ最後の画像は「はじめに」か。。)
明日は月例更新の日なのでアップデート時に何かリリースされて変わることがないかは注目していこうと思います。