先日、使っているクライアントPCのHDDが逝ってしまいました。
使っている最中にフリーズし数十分帰ってこないので強制終了し再起動もWindowsが起動しないというよくある?パターンなのかな。これ、Windows修復をすればなんとかなった可能性もありますがHDDで面白い音がしていたため無理せずに交換。
HDDの交換で再セットアップなので当然、工場出荷時の状態に戻りました。
ここで普通はクライアントPCにあったデータを前に取得していたバックアップ(数か月前)から復旧するのですが今回はあえてバックアップから復旧せずに自分でクラウドに持っているデータでどこまで復元できたのかまとめておきます。
主に使っていたものは
・メール
・ドキュメント類
・メモ書き
・写真
・お気に入り
工場出荷時に戻ることでこれらのデータはすべてありません。
そこで以前利用していたクラウドサービスの出番です。
対応をまとめますと
・メール →Gmailにアーカイブあり(実はOutlook.comにも)
・ドキュメント類 →基本ファイルサーバーとOneDriveに
・メモ書き →ドキュメント以外のメモ書等(ネタとか)は
すべてEverNoteに
・写真 →ファイルサーバー、OneDriveには過去のキャプチャ有
・お気に入り →Google Choromeに登録ていたのでログインすればすぐ同期
ドキュメント類は一部ロスト(最近ダウンロードしてOneDriveに挙げてないもの)しましたがほぼすべてのデータがクラウドのありました。
ファイルサーバーにあるものはオンプレミスなのでクラウドではありませんが他すべてが残っていたというのはとてもありがたい。
やっぱりクラウドっていいねと感じた瞬間でした。
私の個人端末なので(いいのか?)正直あまり計画的に管理していたわけではありませんが今回の事例からある程度の運用方法が見えてきます。
クラウドに上げるには容量に限外があるとかネットワーク帯域がどうとか課題はあるにせよ一度クラウド連携の環境を構築できればハード障害も怖くないですね(言っちゃった。。。)
さて、では今回どのような構成していたらよかったのか。
足りていなかったのはファイルサーバーにあると思っていたものがクライアントにしかなかったというドキュメント類です。
あまり大事なものではないですがロストしたわけですから完全ではない。
ここで考えられる事
・クライアントのドキュメント類は毎晩バックアップを取得しておく
・ファイルサーバーにだけドキュメントを保存する
と簡単に考えるとこういった方法があります(他にもあるけど)
実際バックアップ取得のタイミングによってロストする可能性もあるしどこに保存って気を使う分面倒かもしれません。
ここでWindows 8.1の登場です。
Windows 8.1になるとOneDriveが標準でついてくる。
Microsoftアカウントさえ登録していればローカルのOneDriveフォルダにクライアントのドキュメント類を保存しておくだけで大した設定をしなくともクラウドのOneDriveと同期されるのでこれでバックアップの必要がなくなります。
Windows 7ではクラウド連携という意味では指定フォルダを同期対象にするといった設定があったりしますがWindows 8.1であればそういった面倒な方法をとらなくてもよくなります。便利ですね。
ちなみに今回Chromeさんのお世話になったお気に入り関係もWindows 8以降でMicrosoftアカウントを設定していれば同期が可能のようです。
今日は表面だけの内容ですがWindows 8以降のクラウド連携についてもう少し具体的な内容についてはまたまとめたいと思います。
今日のまとめ
クライアントPCのデータもクラウドに挙げてしまえば障害が怖くなくなる。はず。