先日、Windows 7でFlash Playerのバージョンアップのお作法とバージョンを最新にする方法をまとめました。
◆Flash Playerを最新にするには(Flash Playerバージョン確認のお作法)Windows編
http://tetsunarijp.hatenablog.com/entry/2014/06/11/224614
今日は、Windows 8からOSに統合されたFlash Playerについてまとめたいと思います。
今日時点の最新のFlash Playerのバージョンはこちらにて。
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/
Windows Update2014年6月の月例更新の直前に最新のAdobe Flash Player 14がリリースされたばかりなんですね。
◆Adobe,「Adobe Flash Player 14」および「Adobe AIR 14」を正式公開
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20140611_652795.html
各種ブラウザ(FireFoxなど)ではPluginとして動いてたFlash PlayerですがWindos 7のIEではActive Xとしてインストールして利用していました。Windows 8のIE10以降ではIE(Windows OSのInternet Explorer)に統合をされたためWindows Update、または手動でのバージョンアップ(更新)となっています。
◆Windows 8.1用Flash Playerの更新プログラム(2014年6月10日)
http://support.microsoft.com/kb/2966072/ja
では実際に見てみます。ブラウザで実行されているFlashのバージョンは専用のサイトで確認するのが一番わかりやすいかと思います。
◆Flashのバージョン確認サイト
http://helpx.adobe.com/jp/flash-player/kb/235703.html
現在のIE11のバージョン、環境はWindows 8.1 Update 1のIE11です。
最新の、14.0.0.125で動作しているのが確認できました。
Windows Updateの画面では
2014年6月11日に更新されているのが確認できます。
自動更新設定は
自動更新になっています。なので特に意識せずに更新がされていることがわかります。
確認したようにWindows の更新が公開されればすぐに自動更新で対応されるようになっています。更新のタイミングなどはWindows 7までとは動きの違いますね。
ここでひとつ面白い事例。
私はChromeも使っているのでChromeで確認します。ChromeもFlash Playerはブラウザに統合されています。
なんと、バージョンが13.0.0.214、古いですね。
ではChromeのバージョンを確認します。
右上のメニューアイコンからGoogle Chromeについてをクリックします。
クリックした瞬間にアップデートを確認しにいきました。
更新完了後に動いているバージョンを確認してみます。
今度はもう一つのバージョンテストのサイトで確認してみます。上のサイトとは少し違います。
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/
バージョンが14.0.0.125に上がっているのが確認できます。
ちなみにChromeのバージョンは
35.0.1916.153 mで2014年6月15日現在で最新になっているのが確認できます。
Chromeって自動のはずなのにまだ最新ではなかったんですね。恐らく更新が動くタイミングがあると思いますがこの辺りはまた調べたいと思います。
ForeFoxについては統合されていないのでFlash Playerの自動更新でFlashが動いたタイミングでPluginをバージョンアップします。当然コントロールパネルのプログラムの追加と削除にリストとして存在します。
以上のように、最近は自動で動くようになって特に意識することなく自動更新されるはず?なので最新の状態になってくれているようでしたが、実際には最新になっていませんでした。
このリリースの方法やタイミングの違いも頭に入れておいたほうがよさそうですね。
使っているブラウザでどのバージョンが動いているのかは意識しておかないとセキュリティ面でも対策が足りないのかがわかりづらくなるので確認してみましょう。