諦めます。こう言える人っているのかな。
ただ、実際に障害でデータが消えてしまって、別にバックアップを取得していなかったら諦めるしかないんですよね。そうならないためにも定期的にバックアップを取得しておかないといけません。
ではどうするか。結局、操作は覚えるしかありません。
バックアップで一番簡単なのは同じデータを別の端末に接続してコピーすることです。なのでどこにどのデータが保存されているかは理解しておかないといけません。
端末で使っているファイルや連絡先などのデータは、主に利用している端末本体のハードディスクやSSDなどに保存されています。これらのデータを別のハードディスクやSSDに接続してコピーすることでバックアップになります。
ただし、利用している端末ごとにコピーする手段(操作)が違う場合もあります。携帯電話やスマホなどはデータをコピーをする場合、アプリを介してコピーする場合があります。
では端末別に
◆Windowsパソコンの場合
基本的に自分のユーザーフォルダ(ドキュメント、ピクチャ等)のデータをコピーおけばほぼ間違いはありません。ユーザーフォルダ(ドキュメント、ピクチャ等)以下のファイルを、現在使っている使っているパソコン以外の場所(外付けHDD等)にコピーしておけばパソコンが壊れてもデータは別のパソコンから拾うことができます。
外部のディスクへの接続方法はUSBやLANなど様々です。他のPCがある場合はあるフォルダを(保存先)を共有設定で公開してそこにコピーするという方法もあります。
◆スマホの場合
これはOSやアプリごとに違いますがiPhoneの場合だとパソコンインストールしているiTunesに接続しバックアップを実行することでスマホ丸ごとのデータをバックアップすることができます。写真などの一部データであればiCloud(外部)にバックアップすることもできます。
iphoneで注意しないといけないのがパソコンにさえ保存しておけば大丈夫というわけではなく可能であればパソコン自体(music下のiTunesフォルダ)のバックアップを別の外付けHDDなどにバックアップしておくと、PC、スマホをまとめて紛失した際に拾うことができます。
ちなみに、稀にではありますが、バックアップした外付けHDDも同じ鞄に入れて持ち歩いていて紛失した、または事故にあって鞄の中のものが全て破損してしまった場合には元データもバックアップも両方なくなりますのでデータの復元は極めて難しくなります。
という事で外付けHDDは自宅に置いておき帰った時に定期的にバックアップを取得することでこういったリスクは回避することが可能です。
では今回の本題(やっとですか)
バックアップとってるから大丈夫と思っていたら。。。何年か経ってデータが読み出せないなんてこともあるかもしれません。
では、ハードディスクやSSD、NANDフラッシュってどのくらいの耐用年数なのでしょうか。
データを保存しているディスクやフラッシュの耐用年数について
◆記録メディアの耐用年数について
ここにはSSDのデータが載っていませんので試したという方がいたので参考に
こういった資料や情報を見ると大体がハードディスクは何年SSDやフラッシュは書き込み回数で表現されていますが写真で換算すると何枚、年数にして何年持つと評価はされています。ただ使用上の注意点にもあるようにそれぞれ試用する環境によっても左右されますし中には不良品も混ざっている可能性があります。
なので、実はいつ壊れるかは結局、運次第と言ってもいい気がします。(実際に1ヶ月で壊れた経験もありますので。。。交換ですね)
SSDが流行りだしたのもここ数年なのでまだ何年経過すると壊れ始めるのかはまだ見えてきません。なのであくまで理論値を計算して何年くらいは大丈夫かとあたりを付けるくらいしかできません。だからこそバックアップが重要なんですね。
スマホだっていつデータが飛ぶかわかりませんし、水没して起動できなくなったらデータ拾うのも大変ですから。私はバックアップ1つだけでは心配なので2重以上のバックアップを取得するようにしています。
最後に、私のバックアップ構成を少しだけ。
機器 設置型外付けHDDが1つ、ポータブルHDDが3つ
◆母艦iMac
データは設置型外付けHDDにTime machineでバックアップ
写真やドキュメントデータだけポータブルHDDにもコピーをバックアップ
(作業してる時に時々コピーまわしてます)これで2重です。
◆WindowsノートPC
移動用のノートPCのため自宅に置いているポータブルHDDにバックアップを取得
また、OneDrive(旧SKYDrive)にドキュメントを保存。これでどの端末から(Macであって)もデータは参照が可能です。
※もう一台のノートPCはクラウドに接続するだけなので基本的にデータを持ちません
あくまで母艦にデータがあるので細かいバックアップは必要ないです。
バックアップで気にしないといけないのは外付けHDDの容量です。何を保存してどれだけの世代を残したいのかにもよりますが、母艦iMacが500GBならせめて1TB以上の容量はあったほうがいいと思います。Time Machineでバックアップすると世代でバックアップしてくれているので必ずしもデータ容量がイコールではありません。
大事なデータをを無くさないために何をすればいいのか自分なりの方法を確立しておきたいですね。