今日はipad版Office MobileがリリースされたのでOneDrive(旧SKYDrive)とのモバイル連携を試すべくMicrosoftアカウント(以下MSアカウント)に切り替え(関連付け)ます。
今まではWindows 8.1(検証機)は今までローカルアカウントで使用していました。
Window 8以降、MSアカウントを登録しておけばOutlook.comでOffice Onlineが(旧Office Web Apps)が無料で使えます。という事はWindows 8.1にデスクトップのOffice(有償)がインストールされていなくとも多少の機能制限はありますがブラウザでExcelのファイルを作成、編集、する事が可能です。オンラインである事は前提になりますが。
機能の違いについてはこちらにまとまっています。よく使うところでは置換、高度な印刷、VBAマクロ。。。他色々。
◆Office Online サービスの説明(technet)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/office-online-service-description.aspx
また、Office OnlineとOffice Web Appsってどう違うのかについては新名称か旧名称かの違いでこちらの記事を見ていただけると分かります。ここにはデスクトップ版Officeとの機能比較も分かりやすく載っています。
◆office Onlineへ名称変更のニュース(過去記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140221_636298.html
実際に、Windows 8.1にデスクトップ版のOfficeがインストールされていない場合、下の画像のようにxlsxファイルは関連のないファイルでアイコンも白くなっています。ちなみにWordのDocxファイルははリッチテキストで認識されています。
PDFはWindows 8からOSの標準で入っていますのでアイコンで表現がされています。
後でOfficeOnlineで利用するため下の3つのファイルはOneDriveフォルダにもコピーしておきます。
ではまず、MSアカウントを設定しようと思います。
画面左下、チャームから設定をクリックします。
画面右下のPCの設定の変更をクリックします。
PCの設定画面でアカウントをクリックします。
現在使っているアカウントが表示されました。User(ローカルアカウント)となっています。画面真ん中のMicrosoftアカウントに関連づけるをクリックします。
userのパスワードを入力します。
Microsoft アカウントへサインインするためメールアドレスとパスワードを入力します。
次に本人確認のプロセスに入ります。まずはMicrosoftアカウントに登録されているメールアドレスを入力します。
登録されたメールアドレス宛にコードが送られるので送られてきたコードを入力します。
これでメールアドレスを参照できる本人である事を確認しています。
あとはSkyDriveの説明(まだOneDriveになっていませんね。。。)
次に登録するMicrosoftアカウントを確認し切り替えます。
これでアカウントを登録できました。
ちなみにこの画面から関連付けを解除する事ができます。
IE11のアドレスバーにOutlook.comと入力してOutlook.comの画面を開きます。Windows 8.1でMSアカウントを関連付けてログインしていると、ログイン認証なしでOutlook.comの画面が開きます。
これはOutlook.comのメニューです。Outlook.comのほかOneDriveやOffice Onlineがあります。
試しにExcel Onlineを起動してみました。
先程、OneDriveフォルダにxmlx等のサンプルファイルを用意しておいたので、「OneDriveから開く」でデスクトップで関連付けられていなったExcelファイルが認識しています。
ExcelファイルをExcel Onlineで編集する際はこのように確認されます。
OneDriveに保存していたExcelのサンプルファイルが開きました。
最後に、Windows 8.1のエクスプローラでローカルアカウントとMSアカウント関連後の違いを見てみます。
【ローカルアカウント】
【MSアカウント関連付け後】
ローカルアカウントではエクスプローラにOneDrive(旧SkyDrive)が存在しません。MSアカウント関連付けの後は四角で囲ったようにSkyDrive(まだOneDriveになっていない。。。)があります。ここにファイルを保存してネットワークに接続していればファイルがクラウド上のOneDriveと同期されます。
これでWindows 8.1とiPhone、iPad、Andorid端末でOneDriveの共有を試す事ができます。Windows 8.1ではOneDrive(旧SkyDrive)が標準で搭載されエクスプローラから連携するので意識せず使う事ができます。
Office Mobileがリリースされた事でいつでもどこでもWindows 8.1のSkyDriveフォルダに保存したファイルを参照騙取できるのでとても便利になりました。
これは試してみる価値ありです。