Windows 8.1がリリースされて3ヶ月が経過しました。
そろそろWindows 8.1にアップグレードしようと検討している方も多いかもしれません。
ただ、アップグレードしたくても利用しているアプリケーションや周辺機器のドライバが正式対応してないものもあるのでまだ上げたくないという方も多いでしょう。
私の環境で使っているEPSONのプリンタドライバは先週(1/17)に対応版がリリースされています。またあるアプリケーションでは8.1インストールしようとすると 「このOSにはインストールできません」とエラーの出るもの(先日対応した模様だがまだ検証してない)やインストールが失敗するものもありま す。
インストールが失敗するものについては正式にサポートされていないものなのでなんとも言えないのですが、何度かチャレンジ(3回目)することでインストールができてしまうという不思議な現象がでるものもあります。バックグラウンドで何かが動いている時に失敗するのかな?この辺も未検証。
今日はそんな動かないというお話ではないので早速本題入ります。
まだ8.1に上げたくなくともこんな画面が出てきたことはありませんか?
「Windows8.1(無料)に更新する」。選択肢は「ストアにアクセスする」のみ
この画面が表示されると(勝手にでてきて)更新してくださいとストアに行かざるを得ない状況になります。ストアにいったらストア終了すればいいだけなのですが、せめて「キャンセル」とか「後で見る」という選択肢があればいいのにとは思いました。
これ、知らない人が使ってたら無料だし上げるかと親切な方もいるかもしれません。で上げてからアプリケーションが動かなくなったんだけどと連絡が入る訳です。。。
という事で、上げたくない方のために対策してみました。(ネガティブ。。。)
設定の方法はローカルグループポリシーで設定するかレジストリを編集するかどちらかになります。(実際には同じ設定なのですが)
◆ローカルグループポリシーエディタでの設定変更
メニュー画面で「グループポリシー」で検索しグループポリシーの編集をクリックします。
ローカルグループポリシーエディターで
コンピュータ\管理用テンプレート\ Windowsコンポーネント\ストア
の下にある「Windowsの最新バージョンにアップグレードするオファーをオフにする」に設定することができます。
◆レジストリで編集する場合
HKLM\Software\Policies\Microsoft\WindowsStoreWindows Storeフォルダの
DisableOSUpgrade” (DWORD)の値を1に編集します。
と思ったのですが私の環境ではこのパスにWindows Storeフォルダは存在しませんでした。グループポリシーの設定を入れた後にレジストリに作成されました。
◆グループポリシー設定後のレジストリの値
このフォルダはストアについて何らかの設定を入れていないと作成されないんですね。
最後に、あくまでWindows 8を使い続けることを推奨しているわけではありません。アプリケーションが対応してくれれば8から色々と修正が入っているわけですし、とても良くなっています。セキュリティ面でもそうですね。上げてみていい事もたくさんあるのでもし上げても問題ないのであればアップデートすることをお勧めします。
また、レジストリの編集をする場合は間違えるとシステムが動かなくなる恐れもありますので事前にバックアップを取るなど自己責任で十分注意して行ってください。
◆参考◆
http://technet.microsoft.com/en-us/windows/jj721676.aspx(英語)
Deployment 周辺
◆補足
このwindows 8.1更新オファーですが表示されるのに条件があるようです。
OEMアクティベーション済でKB2885669が適用されており、Windows Updateがされた後にログインした時のようです。ボリュームライセンスの場合は出てこないようですがこの前みたような。。。気のせいかまた確認しておきます。
◆参考◆