今回は、outlook 2013を使っていて気になったアドレス帳の検索の挙動について確認してみました。実際に思ったように検索結果が返ってこない事があるようです。(という言い方だと語弊がありますか)
↑ デフォルトの挙動
変ですね。検索フィールドには「山田」ですが違う行が選択されています。
せっかくなのでレジストリ変更を試して見ました。
私が検証したoffice pro plusのoutlook 2013では「DisableContactAddressBookJapanesePhoneticSort」の値が存在しなかったので新規で追加しています。。
※レジストリの編集はシステムが動かなくなる恐れもあるためバックアップを取るなど十分注意して自己責任で行ってください。
↑ レジストリ変更後の挙動
今日の結論を先に書きますがoffice 2013のアドレス帳はフリガナが入っていないと検索する上では使い物にならないと思います。(あくまで日本人のような漢字などを使っている場合)宛先検索をするなら必ず入れておいたほうがいいです。並び順(ソート)もそうですがフリガナフィールド次第で使い勝手が全然変わります。
詳しいソートの内容はここにも書いてありました。
私の場合はEudoraからOutlook 2013にメールクライアントを移行した際にアドレス帳のインポートをCSVで行いましたが、思ったように検索結果が返ってこず、何が違うのかと確認したらフリガナが入っていませんでした。Eudoraのアドレス帳は表示名と姓名、アドレスだけなので移行する際にフリガナが入らないんですね。
アドレス帳にカタカナが入っていないだけで並び順も変わってしまいます。
↑ 連絡先ではフリガナのあるなしで並び順が変わります。
フリガナが入っていない人が上にくる
Outlookではアドレス帳が階層構造になっていないので検索をすると思います。ただ、検索してもうまく動かないでは。。。
よく使っている送信先であればオートコンプリートが効くかもしれませんがたくさんの連絡先を持っている場合は特に大変ですね。
なんとなくですが私の周りには連絡先を
フォルダ分けして階層で探したい方が多い気がします。(例えば人事部-島田、情報システム-山田というように)ですが、Outlookは連絡先を階層構造で管理するのが苦手です。この辺の違いがOutlook苦手な方のポイントの一つかもしれません。
私は検索になれてきたのでOutlook派です。(実際にEudora以外のメールクライアントを利用したことがないだけですが・・・)
ちなみに新規メール作成画面で宛先の検索画面から検索する時、フリガナなしの人は、検索しても出てきませんでした。(画像が続きます)
↑ こちらは連絡先タブの登録しているアドレスの一覧
↑ 連絡先タブから「ヤマダ」で検索すると当然フリガナのあるものが返ります。
↑ 半角でも返りました。
↑ 漢字の「山田」で検索するとフリガナなしも返ります。
では新規メール作成の宛先から検索してみます。
↑ 検索前(名前のみ)フリガナなしがいません
↑ 検索後(その他のフィールド)「山田」で検索(フリガナなしがいません)
というように検索する場所でも動きが違います。
なので登録する際はフリガナをいれて、検索する際もフリガナで検索していれば目的のものが見つけられて問題ないのかもしれませんね。
最後に・・・作業中に色々と編集しているときに
あれっなんで表示名が・・・まだまだ謎が多いです。。。