パソコンの調子が悪いってよく聞くけど何が悪いのか

「最近パソコンの調子が悪いんだけど」という言葉をよく聞きます。
 
 
さて、調子悪いってどんな時でしょうか。
今日はパソコンの調子悪いについてまとめてみようと思います。
 
 
◆例えばどんな時?
・パソコンの起動後さわれるまでに時間がかかる
IEで開いたページが表示されるまでに時間がかかる
ブルースクリーン(電源は上がっているけどWindowsが起動してこない)
 
等々
 
この「調子悪いんだけど」、という言葉、ざっくりとしすぎて実は何が悪いのかわからない。結構この言葉を聞くときには手遅れといったことも多々あります。
そんな時は初期化(買ってきたときの状態に戻す)することになります。
初期化できるならまだ救えるけれどディスクが壊れたとかだと修理でパーツ交換が必要だったり最悪買い換えないといけないなんてこともあります。
 
では、少しタイトルからはずれますがノートパソコンってだいたい何年使えるのか。企業なら大体4年から5年サイクルで入れ替えることが多いようです。使う頻度にもよりますが個人で毎日一日中とかではなければ5年以上使おうと思えば使えなくもないです。
ただ、今から5年以上前のパソコンを使おうと思っていても中の部品がすべて5年持つとも限らないし、スペック的に弱くて動きが遅かったり新しいWindowsに対応指定なったり、Windows XPなどは来年にサポートが切れるので今後はセキュリティの対応とかで不安が残ります。
そう考えると4年くらいが一つの区切りくらいで考えるといいのかもしれません。
 
さて、調子が悪いとは何が悪いのか。
何が悪いかをはっきりさせるには現象を理解しないといけません。どんな時にどういう状態になっているのか。またその状態からどんな原因が考えられるかを切り分けます。
 
◆原因の切り分け 
ただPCが起動してこなくて動かすことができないのであればハードの可能性も考えられるし、OSが見つからないというエラーメッセージが出るのであればOSのなんらかのファイルが壊れているだけかもしれません。IEを表示する際にすごく遅いとかであれば裏でなんらかのプロラムが動いていてパソコンの資源(リソース)を必要以上に使っているという事も考えられます。
具体的にみるポイントとしてはディスクのアクセスランプが長時間点灯しっぱなしであればディスクアクセスで何かが起きている状態。また、デバイスマネージャでドライバに×がついていないか。またはイベントビューアを見てエラーを確認してみる等である程度のあたりはつけられると思います。
 
◆対処法
ハード障害であればパーツ(CPU、メモリ、ディスク等)の交換で対応できる場合もあります。オンボードであればボードごと交換になるのでそうなると結構つらいです。ディスクの交換であればデータなくなりますのでOSのセットアップからやり直す必要があります。また、データのバックアップが取得可能であれば必要な個人のデータを抜いてから交換をする必要があります。
IEが調子が悪いといあであればIEの入れ直しなど。シーンに合わせて対処方法も変わるのでまずはどんな現象が出ているかを押さえるのがまず必要になります。 実際に切り分けがある程度できてると対処法を調べることも容易になるしシーンに合わせた対処法がとれるものです。
  
自分ではどうしようもない時にはメーカーに修理してもらわないといけない、こういう時は電気屋さんにいって預かりで修理してもらいます。もう無理ですねって言われたら素直に新しいのを買い換えましょう。なんて。
 
◆修理をするために電気屋さんに持っていくときに必要なもの 
・修理したいパソコン
・保証書(保障期間内なら)
・購入時のレシート(購入年月日や購入店舗がわかるもの)
・どんな時にどんな現象が出るのかを控えたメモ(わかる範囲で)
 
だいたい、こんなところでしょうか。
調子が悪いってだけでも具体的に書こうと思うとなかなか書き出せないものですね。ただ、書き出してみると色々と無意識に対応もしているんだなとも思います。
 
とにかく基本はどんな現象が起きているかを理解するためにどんな時にどんな操作をするとどんなエラーが出るかをもって詳しい人に聞いてみると対応が見えてくると思います。調子が悪いんだけどと言うだけでは対応する側も調子悪くなので注意が必要ですね。