簡単にPCのリソース(資源)で直接動きに関わるところをざっくりとまとめます。
大きく分けて4つですか。
◆CPU
PCの処理能力、どれだけ早く処理ができるのかというもの。
昔はシングルコアで動いていましたが最近のノートPCではデュアルコア(2つのコア)やクアッドコア(4つのコア)のものが主流です。
最近のIntelのCPUだと
Core i 3:コア2つ
Core i 5:コア2つだけどハイパースレッディングを有効で論理的に4つのコアで動く
Core i 7:コア4つだけどハイパースレッでイングを有効で論理的に8つのコアで動く
シングルコアで動いていた時にウィルス対策ソフトが動いたら他の処理が止まったりと大変だったのですが最近は2つ以上のコアで動くの製品が多いですね。
ハイパースレッディングは論理的にコアの数を増やして見せていますが性能が2倍になる訳ではありません。この辺についてはまた後日まとめます。
◆メモリ
PCでプログラム達が作業する領域がどれだけあるかというもの。最近のノートパソコンでは2GB(ギガバイト)から8GBくらいのせているPCが多いでしょうか。
これが足りないとディスクに処理を回すためにとても動きが遅くなってしまう事があるので多くあるにこした事はありません。
◆ディスクIO
ディスク書き込みや読み込みの速度。データは必ずハードディスクに書き込まれます。
最近はCPUやメモリの性能が上がってきたのでディスクの性能が足を引っ張ってPCが遅くなる事もあります。
・ネットワーク
パソコンをインターネット等に接続する時にどれだけの早さで通信できるかというもの。インターネット接続時にプロバイダとどれだけの契約をしているかで速度が変わりますが。
ただ、ここで言うネットワークとはPCのNIC(ネットワークインターフェイスカード)がどれだけの速度で通信できるかというものや、1秒間に何バイト(データの大きさ)をやり取りしたかという事を確認するものです。LANに接続する場合だとメガビットイーサやギガビットイーサのものがあります。
以上4つざっくりと上げてみました。PCのパフォーマンスモニタを確認すると出てくる項目そのままにはなりますが。他にもグラフィック関係のものや消費電力など色々とありますがそれは追って。
これは実際にパソコン(以下PC)PCを買う時に確認する項目にもつながります。買う時のポイントや専門用語の説明など、詳しくはまた書いていきたいと思います。