Hyper-VのゲストOSでDドライブに新規VDISKを割り当ててみた

現在利用しているサーバー(物理サーバー)を仮想環境に移行するとき(持っていくとき)元のサーバーでは論理的にDドライブを切ってる事ありませんか。。。

 

そこにファイルを置いているだけならならまだしも、例えば、元の物理サーバーで、あるアプリケーションがDドライブを直に(完全パスで)見に行くものだと仮想サーバーに持って行った時にドライブレターが変わるとパスが変わってしまい具合が悪い事があるかもしれません。

そんな時は出来ることなら仮想マシン上でもDドライブを使いたい。

 

実際に仮想マシンのゲストOSの設定でDドライブを追加(作成)しようとしたところHyperVのゲストではデフォルトでDドライブをDVDドライブに割り当ていたため選択ができませんでした。

 

↓ その時の絵がこちら、Hyper-Vゲストの設定

ホストOSはWindows Server 2012です。

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↓ こちらは移行前の物理サーバーのディスクの管理の画面。

ディスク1がDドライブになっています。

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仮想マシン上でドライブレターを設定したくてもEドライブ以降しか設定できません。 

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ではDを強引に変えてしまえばいいんだなとDVDドライブをEに変更してから追加で作成した仮想ディスクをDドライブに設定してみたらやっぱり動きません。

試しにVMマネージャのゲストOSの設定でDVDドライブ(IDEコントローラ)を一度削除して割り当て直したら認識しました。できるんだ。

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では、実際どうしたらいいのか。

まずはデフォルトでIDEに割り当てられているDVDドライブを削除します。

削除するとディスクを追加する際にDドライブが選択できるようになります。

 

VMマネージャで新規追加した仮想ディスク(VDISK)をDドライブに割り当てます。

ゲストOSをシャットダウンしてゲストOSの設定でゲストOSのWindows 上のディスクの管理からデスクの割り当てをします。

これでゲストOSにDドライブを割り当てることができました。

DVDドライブは後からVMマネージャーで追加する際に別のドライブレターで追加をします。

果たして実運用でやるのかといえばわかりませんが、どうしてもDドライブに仮想ディスクを割り当てたいのであればこういった方法もあるのかも。。。

 

実際にやってみて割り当てはできましたがくれぐれも自己責任で行ってください。。。