リモートデスクトップでログインしたときにユーザープロファイルが破損していたのでプロファイル作り直してみる

こんな現象にあったことはありませんか?

リモートデスクトップでサーバーに接続する際に、ユーザープロファイルが正しく読み込まれませんでした。。。という現象。

 

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これ、何らかの原因でユーザーの情報が保存されているフォルダを展開できないときに起こります。

この状態だと一時プロファイル(初期ログイン時のユーザーデータのない空っぽのフォルダ)でログインされているので当然、今まで使っていたデスクトップやドキュメントのデータはありません。

 

※ここでのユーザーデータとは例えば自分のユーザーのマイドキュメントやお気に入り、細かいことを言うとIMEの設定等を言います。

 

画面右下ポップアップに言われたとおりにイベントログを見てみるとローカルプロファイルが見つかりません。一時的なプロファイルでログイン。。。と書かれています。

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実は、以前プロファイルが原因でログインできない場合にどうしたらよいかまとめたことがありました。

Windows 7でユーザープロファイルが破損したので修復してみた

 

以前の投稿の場合、既存のプロファイルが完全に壊れておらずイメージ的にいうと目次(ProfileList)とページ(ユーザーフォルダ)を一致させるだけでログインができるようになるますよと書いています。

 

前置きが長くなりました。

さて、今回はユーザープロファイルの実体フォルダが何らかの原因で存在しておらず(または壊れており)、目次(ProfileList)からページ(ユーザーフォルダ)を参照できない場合にどうするかという内容です。

 

この作業では、リモート接続先のユーザーフォルダに重要なデータもなかったのでデスクトップなどのデータはあきらめて、プロファイルを新しく作り直すことにしました。 (実際にはこのユーザー、ある権限は持っていました。なのでこのユーザーでログインできないとと同等の権限を持つユーザーを改めて作る必要があった。)

 

まずはファイル名を指定して実行より「regedit」でレジストリエディタを起動します。(レジストリの変更はシステムに重大な影響を与えることがあります。あくまで自己責任にて操作してください)

 

HKEYL_CAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentUersion\ProfileList

の中の自分のユーザーフォルダを探します。下の画像のオレンジに囲っているフォルダをクリックするとそのフォルダがどのユーザーのものか見ることができます。

 

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オレンジに囲っているフォルダのみ「.bak」となっています。これがリストが参照できなかった原因ですね。このキーを削除することで次回ログイン時に新しくフォルダが作られてログインできるようになります。

 

ちなみに強引に.bakをリネームではずしたらこんなエラーがでました。

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削除後、ログインしてみると、無事一時プロファイルにならずログオンできました。

この方法ではデフォルトプロファイルから新しいプロファイル(ユーザーフォルダ)が割り当てられただけなのでデスクトップやドキュメントにはユーザーのデータがない状態です。デスクトップも綺麗さっぱり。 

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落ちるかわかりませんが、今回のプロファイルが参照できなかった原因は仮想マシンへ移行する再にユーザープロファイルを移動する際に失敗していた模様です。(落ちにならない。。。)

 

では今日はこの辺で。