Windows 7でWindowsセキュリティの重要な警告で見かけるAkamai NetSession Clientとは何か

今日、起動時に見かけたので調べてみた。

 

Windowsセキュリティの重要な警告

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このプログラムの機能のいくつかがWindowsファイアウォールでブロックされています。

名前:Akamai NetSession Client

発行元:Akamai Technologies, Inc.

 

さて、アクセスを許可する?

 

では、Akamai NetSession Clientとは何か?

Akamai NetSession Clientとは、インターネットアクセスした際に、コンテンツを容易に、早く、また確実にダウンロードできるようサポートするクライアントソフトウェア(アプリケーション)です。通常は自動更新のソフトウェアのパッケージの一部としてインストールされます。(引用)

 

簡単に言うと、Akamaiの技術に対応する海外など遠くにあるWebサーバ(ページ)にあるコンテンツを、近くにあるキャッシュサーバ(エッジサーバ)からデータを高速に持ってきてくれるものです。

これを利用する事でISP(インターネットサービスプロバイダ)内を流れるトラフィックを軽減してくれるものでもあります。

所謂、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)のひとつですね。

 

キャッシュサーバーという事はセキュリティ上で気になる点もありますが、HTTPS/SSLもサポートしてセキュリティ対策もしているようです。

http://www.akamai.co.jp/enja/html/support/security.html

 

これに似たものでよく使うのがAdobeMicrosoftの体験版等ISOファイルをダウンロードする際に使うAkamai Download Managerです。

これも同じようなものでエッジサーバを使って大きなファイルをダウンロードするときに、中断される可能性を減らすために使うものです。インストール方法は下のリンクにありますので詳しくは書きません。

こういう技術を使う事で高速化の恩恵を受けているわけですね。

さて許可しますか?しませんか?

 

以下参考

Akamai NetSession Interfaceについて

http://www.akamai.co.jp/enja/html/solutions/client_overview.html

 

Akamai Download Manager に関するヘルプ(インストール方法含む)

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/subscriptions/bb153537.aspx#downloadmanager

 

◆世界の2割のトラフィックを捌くAkamai

http://gihyo.jp/admin/serial/01/whats_inet/0019