IE11の初期設定で「お勧めのセキュリティと互換性の設定」と「推奨設定を使用しない」場合、の違いを確認してみた

そろそろWindows7でもIE11にアップデートをした方も多いかもしれません。

私も以前アップデートを止めたPCのIEをアップデートしました。

 

IEを6、7、8、9、10とアップデートしてきてはじめて起動する際に初期設定の画面が表示されると思います。

 

今回はIE11の初期設定の違いについてまとめようと思います。

 

アップデート後にIEを起動すると以下の画面が表示されます。

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お勧めのセキュリティと互換性の設定を使う

または、推奨設定を使用しないが選択できます。

 

詳細設定の設定箇所の違い(左がお勧め設定、右が推奨設定を使用しない場合)

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 ↑ 書いてあるようにお勧めではSmartScreenフィルタが有効になっています。

 

ちなみにSmartScreenフィルタとはフィッシングやマルウェアからユーザーを保護してくれるものです。これがお勧め設定では有効になります。

 

詳しくはこちらを

http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/products/ie-9/features/smartscreen-filter

 

もうひとつ違う箇所が互換性表示の設定

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 ↑ Microsoft互換性リストの使用のチェックに違いがありました。

 

互換性については新しい技術に対応しつつも古い技術に引っ張られ動かなくなるものなど様々な現象があります。他サイトでも取り上げられているように色々とありますので別の機会に。(リンクだけ貼っておきます)

◆IE11 の互換性の変更点

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ie/bg182625(v=vs.85).aspx

 

◆Web制作者は注意! Internet Explorer 11で変更された「互換性」

http://www.buildinsider.net/web/ie11attention/01

 

補足として、互換性設定やDo Not Track、InPrivateの設定はこちらからすることができます。画面右上の歯車アイコンから、セーフティ。。。(画像を参考に)

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Do Not TrackやInPrivateについてはまたの機会に。

 

また、もう推奨設定を使用しない、と設定している方は設定が出てこないのでもし再設定したければ画面右上の歯車アイコンからインターネットオプションを開いて詳細設定からリセットを実行しIEを再起動すると初期設定画面が出てきます。

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リセットする際は下記の設定が初期状態に戻りますので注意してください。

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チェックを入れれば履歴などの個人設定も削除することができます。IEの調子が悪いときなどはこれを使うと直ることもあるかもしれません(無責任。。。あくまでも状況によるので自己責任で)

 

IE11になってから色々と変更点はあり、困った事もあるかもしれませんが違いを知った上で、やはりお勧め設定を選んでおいたほうがいいですね。

 

もし以降作業をするならHDDは用意しておきたいですね。