Excel方眼紙がなぜいけないのか

Excel方眼紙がなぜいけないのか(エクセル方眼紙のほうが日本人風かな)

恐らく永遠のテーマ?とも言えるエクセル方眼紙について、よく便利だとか邪道だとちまたでは色々と言われておりますが先日考えるきっかけがあったので少しまとめてみようと思う。

エクセル方眼紙とは見たら分かります。

実際に作ってみた。(なぜかoffice mac

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こんな便利なものはない・・・

なんか違和感が・・・office macexcelではセンチ表示なのかってそこじゃなくて正方形に見えても数字が全然違う。

 

事例

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こんな便利な事も・・・なぜか気持ち悪い。

 

Excelってそもそも表計算ソフトでしたよね。

でも実は日本では役所のインターネット申請フォーム(所謂:ネ申)とかで見かける事が多々あります。

なぜだろう

感覚として

方眼紙 文書 ついでに表計算もできるよ

方眼紙 体裁が整うからいいよね

方眼紙 でも数字の桁数が多くなると###ってなる。セルの結合したらいいじゃない・・

方眼紙 画面の見た目と印刷したイメージが違うじゃない・・・

    そういうものです。でも言えない・・・

 

エクセル方眼紙の肝は何と言っても結合です。これを駆使すればどんなドキュメントも体裁良く作る事ができるんです。でも・・・

 

書いた通りに見た目と印刷イメージがどうしても変わってしまう。ここが一番のポイントなのではないでしょうか。

一生懸命時間掛けて体裁良くできた、でも印刷してみたら所々に問題があってやり直し。

悲しいですね。

 

方眼紙で嫌な事まとめ

(ぜひ追記式にしたいところですがTwitterとかでハッシュダグないのかな)

・セルの結合によっては貼付けができなかったり

・文字の訂正をしようと思ったら実はセルの結合がされてなくてどこに文字が?

・方眼紙にオートシェイプが加わると・・・

・・・

 

でもexcelのピボットテーブルとかvlookupはとっても活用してます。

 

 

どうやらエクセル方眼紙というのは日本独特の文化(って言うとなくそうと頑張っている人に失礼にあたーるかもしれませんが)らしいのです。

 

ある外国人の方に言わせると・・・クレイジーなんだそうで。

こんな記事も見つけました。

http://news.mynavi.jp/articles/2009/11/04/form2/index.html

 

そうか日本の文化なんだ。そうだよな和室の障子も方眼紙みたいなものだし・・・

なぜ根付いたのか?小学校の時の原稿用紙か。学校教育か、なんて冗談は置いといて、

なぜ外国と日本の文化で違いがあるのか、それは日本語(特に漢字)は文字幅を一定にしやすいんですね。でもアルファベットって一定にしづらい、そういったと違いからなのかもしれません。

じゃあこれだけ普及?している方眼紙なら縦横の黄金比なるものがあるのかもと思って調べてみたら・・・見つかりませんでした。

 

前置きが長くなりました。

 

エクセル方眼紙がなぜ嫌われるかという理由の一つに縦横の比が見た目と違うといった事があるようです。

これは行の高さと列の幅の単位が違うので数値であわせようと思っても合わせづらいのです。行の高さの単位は「ポイント」、列の幅は「文字数」どちらもピクセルでは表示されるけどピクセルの単位って?この辺は引用させてもらいました。

探してみたらありました。

 

 ピクセル縦横比の基礎(MSDN
 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc294571.aspx

 

フレーム比(アクセプト比)で考えたら何となく理解できそうな・・・

そうですね。ブラウンのフレームとパソコンのフレーム、しいては映画で使っているものもすべて縦横の比率が違うんですね。四角いものがたくさんあるけど人間の目に分かるレベルではないかも。

 

 アクセプト比(実は1対1ではない)
 http://agehatype0.blog50.fc2.com/blog-entry-166.html

じゃあ1:1.33で計算したらいいのかな。黄金比があれば募集します。

 

某所でも一覧や申請などの様式はexcelだし、一方、規定等はwordだったな。

では自分がエクセル方眼紙を使っていないかと言われると・・・使ってます。

それも結構な頻度で。なので人の事は言えないんですが。

 

なぜ使っていないのか。それはたぶんofficeソフトの機能をまだ理解してないからなんでしょうね。今回調べて行くうちにwordやpower pointが紙に出力するの意識した作りになっていることを学びました。

 

知らないうちはできる方法で作成して知って行くうちに良いものを使っていけるようにするのがいいのかな。

ただ、実際に企業の様式として固まっているものを変えようとなるとなかなか厳しいところもあると思いますので気持ち悪いながらも目的に合わせて使い分けるのがいいのではないかなと、この辺でおさめたいと思います。