Adobe Reader XIがAcroRd32.exeアプリケーションエラーで開けなくなった

先日、Windows XP x32にてAdobe Reader 9からAdobe Reader XIにアップグレード(アップデート)してからAdobe ReaderがAcroRd32.exe - アプリケーションエラーで開けなくなるという現象があったのでメモ程度に。

実際には原因は不明でアップグレードしてから次に日に使おうとした時に気づいたので間に何が動いたのかは分からないのですが。

 

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このエラー自体は何度か見た事はあるのですが今回は一度Adobe Readerを再インストールしてみましたが治らなかったのでアドオンか何らかのファイルが壊れたかなと思い下記のコマンドプロンプトを実行してみました。

念のため注意ですがこの作業はOSの重要なファイルの置き換え作業なので事前にバックアップやシステムの復元を確実に行ってから実行してください。環境によってはこれで治る保証もないので。

 

手順としては

まずは画面で開いているアプリケーションを全て終了します。

次にコマンドプロンプトを起動してから以下のコマンドを実行します。

 

for %1 in (%windir%¥system32¥*.ocx) do regsvr32 /s %1

でEnter(実行) ※実行するとocxファイルの置き換えが始まります

 

for %1 in (%windir%¥system32¥*.dll) do regsvr32 /s %1

でEnter(実行) ※実行するとdllファイルの置き換えが始まります

 

実行後に再起動してからAdobe Readerを起動してみたら普通に起動できました。

この作業はregsvr32というツールを使ってsystem32以下のファイルを再配置をしています。実際には今回、dllの作業中にmsacm.dll、winsock.dll、storage.dll、tapi.dllが正しくないイメージとしてディスクからインストールしてくださいとアラートが出ました。

もしかしたら再起動だけで問題なく治った可能性もあったのかもしれませんがもう少し様子を見たいと思います。エラーについてはまだ調べきれていないのですがメモ程度という事で。