先日、HP ProLiant サーバーのハードウェア情報を管理するツール HP Integrated Light-Out 4(ILO4)を触る機会があったので書いておきます。
今日は概要だけにしておきますがこのILO ProLiantサーバーG8になってからILO4になり大幅に変更がされているようです。
ちなみにILOというのはサーバーの電源を管理するチップの事でLANケーブルを差してIPを振っておくとリモートで電源を上げたりとリモートで管理する事ができます。
今まではIMAをインストール(ProLiant Suport Pack(PSP)からインストール)してOSでSNMP機能を追加してManagement Home Page、またはsystem insight manager で障害の情報の検知を確認していたと思います。
今回からはAgentless Mangement Service(AMS)と組み合わせる事でILO4の管理画面で電源情報だけでなくCPUやメモリ、温度やファンの情報までが見られるようになっています。ちなみにAMSはSPP(Service pack for ProLiant)に入っています。
AMSが動いているかどうかはサーバーのサービスから確認ができます。
従来のIMAでの取得もできるので選択肢が増えた事になりますね。ちなみにこの方法だとSNMP機能を追加しなくてもILOのブラウザから情報が確認できますね。
今までもILO2の時はまだリモートと電源管理くらいしかできていなかったのに結構細かく情報が取得できるようになっているんですね。
まだ情報を読みきれていないのでもう少し体系的にまとめてから書いていきたいと思います。
温度の状態3D表示(こんな事まで、面白い)
参考情報として
ILO4
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/essentials/ilo4/
G8サーバーのハードウェア監視方法について
http://h20628.www2.hp.com/km-ext/content-webapp/document?docId=emr_na-c03503469
この記事は絵があってとてもわかりやすいです。OSの上か下かレイヤのイメージもわきやすいですね。SMHでアイテムなしを調べてたはずなのに基本的な知識を見直すいい機会になりました。