調べ物をするときは公式文書を確認しよう

先月末にインフラエンジニアビギナーズDAYというイベントに参加しました。

ビギナー向けのイベントという事でしたが内容はとても濃いもので取り上げたい事も多々ありましたがまたの機会に。

 

今日はその中で基本的な事ではありますが大事だと思った一言について書いておきます。

 

「調べ物をする時は手軽に見つかるブログや記事だけでなく公式の文書を確認する事」

 

仕事をしていく上で新しい事を学ぶ時、問題があるときに何が原因かを考えるときに自分の知識では足りない事が多々あります。というか経験が無いうちはほとんどの事がそういうものかもしれません。

基本的な事ではありますがこれだけ身の周りに情報が多くなってくるとつい答えに近いものがあるのでそれに飛びついてしまうのは私も同じなので改めてそうだよなと感じました。それで問題が解決したんだからいいじゃないか、とかすぐにでも解決しないといけないと尻に火がついている状態のときにそんな事している場合ではないときもあるかもしれませんがそれでも後付けでも確認しておく事は大切かと。

 

そんな中でも気をつけてもらいたい事がインターネットにある情報というのがすべて信用できるものだけではないと言う事です。ブログに書かれている色々な方の経験や調査はとても助かるしありがたいものではありますが仕事で課題を解決する際にそれを参考にしたと上司に言えますか?

問題が解決したからいいじゃないかと思う面もあるかもしれませんが環境によっては一つの面が解決しても他に影響を与えてしまう事もあるかもしれません。

そういった問題が起きたときにはたして誰が責任をとるのでしょうか。

 

公式文書といっても何をみたらいいんだ?一つの例としてmicrosoft製品ならばtechnetのライブラリやmsdnがあります。アプリケーション等ではrelease noteがあると思います。

◆technet

http://technet.microsoft.com/ja-jp/ms376608

msdn

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/

◆window server 2012

http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/windows-server/default.aspx

 

ただ、新しいOSなどがこれだけ短い期間でリリースされている流れの中ですべて公式のドキュメントを探して検証するには限界があります。英語しかないドキュメントもありますし。こういったときは皆さんの血と涙の結晶であるブログ記事などを参考にさせていただいて自分自身も検証し学んだ事をアウトプットできればいいなと思っています。

 

最後に繰り返しますが、調べ物をするときは公式の文章は必ず確認する事。それが説得力を生むし問題が起きたときにそれがエビデンスとなるはず。問題が起きないのが一番ですけどね。